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芦野氏居館跡

史跡・遺跡
芦野氏居館跡では、平安末期から室町中期にかけての中世武士の生活空間を、遺構の痕跡から学ぶことができます。

水田に囲まれた一段高い畑地に、かつて堀や土塁で防御された「回字型」の居館が存在していました。敷地は東西100メートル、南北120メートルの規模を持ち、周囲の短冊形水田がかつての堀跡だと考えられています。内部を巡っていた土塁は長年の開墾により削られていますが、特に北側にその痕跡を見ることができます。

北側中央に鎮座する熊野堂は、いつの時代かは定かでありませんが、熊野権現がまつられた信仰の場です。同じ栃木県内の神田城跡や枡型居館と類似した構造を持つこの居館跡は、中世那須地域の有力者の居住形態を物語る貴重な遺構といえます。

中世の地方支配者がいかに生活し、防御していたかについて、現地で実際に遺構を前にしながら想像する体験ができます。歴史に興味を持つ方や、栃木県の中世史を学びたい方に適したスポットです。
住所
栃木県那須町大字芦野
電話番号
0287-74-7007
情報更新日
2026年6月23日
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